当時の上司、検察調書の内容否定…村木元局長公判(読売新聞)

 郵便不正事件に絡み、偽の障害者団体証明書を発行したとして虚偽有印公文書作成などの罪に問われた厚生労働省元局長・村木厚子被告(54)の公判が8日、大阪地裁であり、村木被告の当時の上司だった塩田幸雄・元障害保健福祉部長(58)(退職)が証人として出廷した。

 塩田元部長は、民主党の石井一・参院議員(75)(当時衆院議員)から要請を受け、村木被告に証明書発行を指示したとされるが、「石井議員から電話があった記憶や村木被告に指示した記憶はなく、供述調書の内容は事実ではない。作られた記憶だ」と述べ、検察側の主張を全面的に否定した。

 事件を巡っては、捜査段階で村木被告からの指示を認めていた厚労省元係長・上村勉被告(40)も自らの公判前整理手続きで「村木被告の指示はなかった」と供述を覆しており、検察側は苦しい立場に立たされることになった。

 この日の公判で、塩田元部長は、石井議員からの電話や村木被告への指示について「(石井議員の)電話だったのか記憶はなかったが、電話を受けたのならば、村木被告にも指示しているだろうと思い込んだ」「村木被告への指示も今となっては、幻想ではなかったかと思っている」などと証言。

 検察側主張では、塩田元部長は2004年2月、自称障害者団体「凛(りん)の会」元会長・倉沢邦夫被告(74)(公判中)から口添えを依頼された石井議員に協力を要請され、企画課長だった村木被告に「先生のご機嫌を損なわないよう発行する方向で対応してくれ」などと指示した、とされる。

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波被告に懲役18年求刑 L&G「円天」巨額詐欺(産経新聞)

 健康寝具販売会社「エル・アンド・ジー」(L&G)の巨額詐欺事件で、組織犯罪処罰法違反(組織的詐欺)の罪に問われた同社元会長、波和二被告(76)の論告求刑公判が8日、東京地裁(山口裕之裁判長)で開かれた。検察側は「3万7千人から1285億円を集めた他に類を見ない空前の大規模詐欺」と指摘して懲役18年を求刑、弁護側は無罪を主張して結審した。判決は3月18日。

 検察側は論告で、「返済の見込みがないのに、(独自通貨の)『円天』制度を大々的に宣伝し、収益があるように信じ込ませた。有名歌手を呼んで無料イベントを行うなどして、返済能力があるように被害者らを信じ込ませた」と指摘。波被告の指揮・統括の下での犯行とした上で「平成18年3月ころまでは月550万円、以降は毎月9百万円の役員報酬を得るなど、15年以降だけで少なくとも16億5千万円の利得を得た」と批判した。

 波被告は最終意見陳述で「『円天』が各国で採用されれば、詐欺ではなかったということが証明される」などと持論を展開した。

 起訴状によると、波被告は18年7月〜19年1月、年36%の利息と元本保証を約束するなどの虚偽説明をして、31人から計約3億2700万円を詐取したとされる。

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告訴状に虚偽の日付記入、警部補書類送検…千葉(読売新聞)

 千葉県警我孫子署は5日、空港警備隊の男性警部補(37)を虚偽有印公文書作成、同行使の疑いで千葉地検松戸支部に書類送検した。

 県警監察官室の発表によると、警部補は同署刑事課係長だった昨年1月14日、器物損壊事件の被害者から告訴状を受理したのに、2008年12月8日と虚偽の日付を記入した疑い。

 警部補は08年4月中旬〜6月下旬に飲食店の看板が4回にわたり傷つけられた事件を捜査していた。刑事訴訟法では、親告罪は容疑者が判明してから6か月以内の告訴受理が義務づけられている。警部補は「告訴状を取るのを忘れていたため、告訴受理期間に間に合わせようとした」と話しているという。

 告訴状は無効となったが、被害者の供述調書の記述に「有効な告訴がある」と認められ、事件の容疑者は昨年9月、略式起訴され、罰金刑が確定した。

 同室は5日、警部補を減給10分の1(3か月)の懲戒処分とし、監督責任があるとして、当時の同署刑事課長だった空港警備隊警部(40)を戒告処分とした。

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「御影高杉」が初コラボ CD付き「うたチョコ」人気(産経新聞)

 ■甘〜い思い 歌にのせて

 バレンタインデーに向けて、神戸の人気パティシエと、韓国でメジャーデビューを果たしたアカペラグループがコラボするユニークな音楽CD付きチョコレートが神戸・三宮のそごう神戸店で販売され、話題を集めている。

 商品名は「うた(歌)チョコ」。同市内のライブハウスなどで活動するアカペラグループ「パーマネントフィッシュ」が、神戸市東灘区の洋菓子店「御影高杉」のイメージに合わせてラブソングを作詞・作曲。

 「世界中のすてきなものの全部を君にあげたい−」という歌詞などをモチーフに、同店の高杉良和シェフが、紅茶の風味を加えた「アールグレイ」と甘い「スイートチョコ」の2種類の味で表現した。

 本格的なフランス菓子を提供する“硬派な店”として知られる同店は、これまでコラボを一切断ってきたが、グループと昨年イベントで共演し、地道な活動に共感。1年近い構想期間を経てコラボが実現した。

 1セット2625円。同店で千個の数量限定販売。7日には同店でグループのライブイベントも予定されており、高杉シェフも来店するという。

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奈良診療報酬詐欺 山本被告と医師逮捕、患者出血死の疑い(毎日新聞)

 奈良県警は6日、同県大和郡山市の医療法人雄山会「山本病院」の理事長で医師の山本文夫被告(52)=詐欺罪で有罪判決を受け控訴、保釈中=と、医師の塚本泰彦容疑者(54)を業務上過失致死容疑で逮捕した。

 逮捕容疑は、2人は共謀し、06年6月、十分な経験や技術がなく、人的態勢も確保しないまま、男性患者(当時51歳)の肝臓手術を実施。その際に肝静脈を損傷して大量出血させ、適切な止血をせず死亡させたとしている。これまでの任意の聴取に対し、山本容疑者は容疑を否認、塚本容疑者は認めているという。

 山本容疑者は生活保護受給者に心臓カテーテル手術をしたように装い診療報酬約835万円を詐取したとして、懲役2年6月の実刑判決を受けていた。【上野宏人、大森治幸】

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政務三役・副幹チームを検討=政策関与の強化狙う−民主(時事通信)

 民主党は2日、各府省の政策会議の中に、政務三役と党副幹事長を中心とするチームを新設する方針を固めた。政策立案の段階から政府・与党の連携を密にするとともに、党の政策関与を強める狙いがありそうだ。
 チームのメンバーには、閣僚ら政務三役とその府省を担当する党副幹事長、衆参両院の委員会理事、衆院国対副委員長、参院政策審議会役員を想定。これとは別に、環境問題や成長戦略など中長期の課題を議論するため、首相官邸と幹事長室を中心に「調査会」を置く案も検討している。 

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【中医協】回復期リハ、「2単位実施」の要件を追加(医療介護CBニュース)

 厚生労働省は、2月3日に開かれた中央社会保険医療協議会(中医協、会長=遠藤久夫・学習院大経済学部教授)の総会で、現在の「回復期リハビリテーション病棟入院料」の施設基準に、回復期のリハビリが必要な患者に1日2単位以上の実施を求めることを追加する改定案を示し、了承された。2008年度の診療報酬改定を検証した結果、同入院料を算定しているのにリハビリの実施単位数が少ないケースが認められたため、要件を厳しくする。また、「回復期リハビリテーション病棟入院料1」について、新規入院患者に占める重症患者の割合に関する基準を現在の「15%以上」から「20%以上」に引き上げる。

 一方、厚労省保険局の佐藤敏信医療課長は総会で、「他のリハビリテーションと同様、点数は上げていく」と説明した。

 改定案にはこのほか、土日や祝日を含め、リハビリを毎日提供できる体制が整った回復期リハビリテーション病棟が算定する「休日リハビリテーション提供体制加算」や、患者1人当たり6単位以上のリハビリが行われている場合に算定する「リハビリテーション充実加算」の新設も盛り込まれた。

 回復期リハビリテーション病棟入院料は現在、新規入院患者の15%以上が重症者であれば、点数の高い同入院料1(1690点)を算定できる仕組み。来年度の報酬改定ではこの基準を20%以上に引き上げるとともに、「1日2単位以上」の実施要件を入院料1と入院料2(1595点)の両方に追加する。
 入院料1にのみ組み込まれている「退院患者の在宅などへの復帰率6割以上」の基準は変更しない。

■亜急性期病棟、ベッド数の要件を緩和
 一方、急性期段階を脱した患者を受け入れる一般病棟が算定する「亜急性期入院医療管理料」に関しては、疾患別リハビリテーションを「平均週16単位以上」提供している場合の評価として、「リハビリテーション提供体制加算」を新設する。

 また、病床数の要件も緩和する。亜急性期入院医療管理料には現在、管理料1と管理料2(共に1日2050点)があり、それぞれの病床数の要件は、管理料1では院内の一般病床数の「1割以下」(最大40床)、管理料2では「3割以下」とされている。

 次の報酬改定では、合併症がある患者の受け入れが多い場合を想定し、こうした患者を全体の10%以上受け入れている場合には、管理料1の病床数の要件を一般病床数の「3割以下」(最大60床)にする。
 また管理料2では、7対1入院基本料を算定する他の医療機関を退院してから「3週間以内」に受け入れた患者の割合が1割以上であれば、要件を一般病床数の「5割以下」にする。


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石原知事、名護市長選の結果で政府に皮肉(産経新聞)

【石原知事会見詳報(2)】

 −−本日、新銀行東京が仁司泰正・元代表取締役ら旧経営陣2人に損害賠償請求を起こすそうだが報告はあったか?

 「聞いてました。結構なことじゃないですか」

 −−当初は法的責任が112億円だったが、請求額は5億円だがどう思うか

 「分かりません。私は法律家じゃありませんから。銀行に任せていますから。はい」

 −−累積赤字1千億円を出した最大の責任者として知事も2人の名前を挙げられてきたわけですが。最終的に5億円で責任を問われる…

 「分かりません。法律家じゃありませんから。どういう形でそうなったかね。法律の専門家に聞いてください。ただ裁判を厳粛に見守りたいと思います」

 −−報告を受けたのはいつか?

 「今日(29日)の夕方に日銀で記者会見で発表するという話を昨日聞きましたけれども。漏れたみたいですな」

 −−都は新銀行の大株主。知事は了承するのか…

 「分かりません。弁護士に相談してやっていることですから。はい」

 −−知事が中小企業を支援したいと新銀行を託した仁司氏を訴える事態をどう思うか

 「非常に残念ですな。私は、3人か4人かいた候補の中からあの人を選んだという報告を受けて『ああ、そうですか』って了承しただけですけれど。その後、経団連の会長をしていた奥田君に会ったとき、彼が『今度、(新銀行に)行った仁司君は非常に優秀な人材で、問題のあった高速道路の事業団の総裁が辞めたあとに据えようと思っていた』というから、『そんなに立派な人物なのか』って。『だから大事にしてくれ』って言われて『いや、私も期待してるよ』といったら、反して、ああいう体たらくでしたね」

 −−沖縄県の名護市長選で基地受け入れ反対派が勝利したが、民意と国防という困難な問題について見解を

 「国防は国家の命運を非常に左右するんでね、非常に重大な問題ですからね。一地方の意思で左右されることはもともとあってはならないと思うけど。選挙の結果が大事って言ったのはもともといまの政府じゃないの? 総理大臣が暗に盛んにそういうことを言ったじゃないか。結局、ああいう形になってね、大きな拘束力を持つようになると。官房長官(の発言)はともかくとして」

 「結びつけるわけじゃないけれども、いま永住外国人に地方参政権を与えるというのは、こういうところが危惧(きぐ)されるということがあるわけですよ。あそこにある1つの価値観を持った外国人が集団移住してきて投票されたらどういうことになりますか?」

 「これは何も基地の問題だけじゃなしに、例えば昔にも、六ケ所村の再処理の問題なんかも賛否両論あった。限られた人口の町の重大な問題が一国を左右しかねないときに、そこに一部の組織が集団移住してね、そういう組織が問題を左右する投票の結果もたらしたら、これはとんでもないことになる。だからサッサと帰化してくれたらいいんですよ。日本に愛着あるならね」

 −−2月1日で避難命令解除で5年を迎える三宅島の現状について

 「災害があった直後の島の変わりようってのは…。ガスがじわじわ下りてきて何年かたったら山の森林だけじゃなしに港の方の森林まで漂白されちゃった。これは怖いですよね、今でも続いている。こういう悪条件の中で島民の方が頑張ってくれている。非常に尊いし気の毒だと思うけれども」

 「同時に私、心配しているんですよ。年配も方も多いですしね。あの大きな木が枯れてしまう。それがじわじわ下りてきた。この地域は安全とかそうでないとか言われているけれども、人が住んでいる地域でも木がずいぶん漂白されてますからね。こういうことがいつまで続くか予測が立たない。それに実に見事に、17年、18年サイクルで(三宅島の火山は)必ず爆発する。統計を取ってみるとね」

 「そこに住むなとは言わないが、自然の暴力、悪しき影響というのは本当に人間の力では阻止できないんでね。これは怖いですよ。僕は眺めていてハラハラしますよ。できるだけのことをね、都としてさせていただきますけどね。かといって都民は三宅島の島民だけじゃないんでね。そのバランスも考えなきゃならん。うーん。これは行政として本当に頭が痛いね」

 「日本は世界最大の火山脈の上にある。私は三宅島の災害の直前に就任して、あのとき、火山専門の学者に聞いたら、ミッドウェーから真東に日本に向かって1000マイルきたところに最初の海底活火山があって、これは日本人が見つけたんだけんどね。それがずっと日本列島に沿ってアラスカまで走ってる。最初の一番南の海中活火山の名前が神武天皇の神武。それで一番あとのアラスカに近いところの海底火山の名前も忘れちゃったけれども、江戸時代の天皇の名前だそうだよ」

 「それまで、ずーっと海底活火山が続いているそうだよ。まあそういう地政学的な位置にあるんで、三宅島もその一端ですが。東京都に何ができるかっても何もできないね。ただ統計の上であと10年足らずで噴火が起きるって予告する以外にないでしょ」

 −−帰島した人が高齢化して医療問題や、若い人でも子供を教育する場がないようだが。単純に補助金を出す生活再建以外のことを考えているのか

 「できません、そんなこと。かなうもんじゃないです」

 −−三宅島は今後どうなるのか

 「君に教えてもらいたいね。神様だったら。分からんね、これは本当に。何年先に起こるかわからん。今までの経験だったら必ず起きるんだ。ごくごく最近また起こる。それを覚悟でみんな住んでいるんだろうけれどね」

 「私が代議士辞めて、あることの取材で三宅島に行ったら、かつての知り合いがいまして『石原さん。もうじきこの島、地震が起きるよ』っていったら1年後に起きたね。経験はないがしろにできないし、それに引きずられて島の生活はできないでしょう。ある意味で覚悟して、たかもくくって、あそこを選んで住んでいるんだろうけど。恐ろしいし、気の毒ですよ。それ以上のことできないもの」

 −−島嶼(とうしょ)部の補欠選挙の結果についてどう思うか

 「(亡くなった都議の)川島忠一さんは素晴らしい政治家であったからね。島のために本当に大貢献した。彼の後援会の大勢が全面的に支持した候補者が当選したのは島にとって良かったんじゃないですか?」

 「島で育っていない(対立候補の)人間が外からぽっと来てね、島の独特な事情、先の三宅島の問題も含めて分かるわけないのだから。そういうことですよ。まあ、それから国民から見れば不愉快な不可解な政府中枢の人間たちの金の問題も響いたと思うね。響かないわけがないと思うよ」

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爪切りで有罪判決、「傷害事件ではない」―看護管理学会が意見書(医療介護CBニュース)

 北九州市の北九州八幡東病院の元看護課長(控訴審で公判中)が、入院中の認知症患者の爪を切って出血させたとして傷害罪に問われ、昨年3月の一審判決で懲役6月、執行猶予3年を言い渡された裁判をめぐり、日本看護管理学会(理事長=鶴田惠子・日本赤十字看護大教授)はこのほど、意見書を取りまとめた。基本的看護としての爪切りの妥当性や看護管理者によるケアの質の保証などから、「傷害事件ではないことを確信する」と主張している。

 判決文などによると、元看護課長は2007年6月、入院中の認知症患者2人の足の爪を爪切り用ニッパーで深く切り取り、爪床部分に軽度出血などのけがを負わせた。

 意見書では、患者の爪床が露出するほど深く切り取られたことについて、デブリードマン(創傷治癒を促進するために壊死組織を除去する外科処置)の観点から、「創傷治療の原則に則ったものと考えることができる」と指摘。それを放置した場合、爪がシーツや衣類に引っ掛かり、予期せずはがれることが予測されるとし、「専門職である看護師がアセスメントしケアに至ったのは当然」としている。

 一方、元看護課長が働いていた職場環境に関しては、「創傷治癒に関する理解が遅れている」「ケアに対する方針が理解されない人間関係など職場環境の問題が容易に推測される」などの見方を示し、「被告人はむしろ看護の質の保証を実践しようとした」としている。

 同学会は昨年末の理事会で意見書の作成を決め、年明けに学術活動推進委員会(委員長=井部俊子・聖路加看護大学長)が取りまとめた。鶴田理事長は裁判の行方を「今後も引き続き注視していく」と話している。


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「政治とカネ」、第2ラウンドへ=1日から代表質問−衆院(時事通信)

 国会は1日の衆院本会議で、鳩山由紀夫首相の施政方針演説に対する各党代表質問がスタートする。2009年度第2次補正予算をめぐる審議に続く、与野党攻防の「第2ラウンド」。自民党は、21日の衆院予算委員会で首相と相まみえた谷垣禎一総裁が質問に立ち、首相と小沢一郎民主党幹事長の「政治とカネ」の問題を引き続き追及。米軍普天間飛行場移設問題や景気・雇用対策をめぐっても、論戦が展開されそうだ。
 首相は自らの偽装献金問題について、母親からの多額の資金提供を「知らなかった」と否定。その資金の使途も明らかにしていない。小沢氏の資金管理団体の土地取引をめぐる事件でも、首相は「検察の捜査を冷静に見守る」とし、事実関係の党独自の調査は行わない考えを示している。
 このため、谷垣氏は質問で「政治とカネ」を取り上げ、民主党には自浄能力が欠如していることをアピール。真相究明に向けて、小沢氏ら関係者の国会招致を改めて求める考えだ。 

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