<天引き年金>未納扱い1万4千件訂正 着服や手続きミス(毎日新聞)

 企業が従業員らから厚生年金保険料を天引きしたのに、着服や手続きミスで納められず、従業員らの記録が訂正されたケースが07年6月〜09年9月末、1万4124件にのぼることが厚生労働省の調査でわかった。保険料額は計9億399万円に達した。

 保険料を引かれながら記録上の加入期間が実際より短い「消された年金」被害を救済する「厚生年金納付特例法」(07年12月成立)の実施状況としてまとめた。

 同法では、こうしたケースについて国が当時の事業主や役員らに保険料納付を求め、事業主らは保険料の時効(2年)をさかのぼって支払う。半年を目安に支払われなければ、企業名や役員名を公表する場合もある。期間中に納付するよう求めたのは8563件、実際に納付したのは5437件(計4億2535万円)。事業主らが氏名などを公表されたケースは67件だった。【野倉恵】

【関連ニュース】
社保庁:複数の元幹部「宙に浮いた年金」発覚前から認識
ねんきん特別便:「訂正あり」、90万件の記録確認できず
雇用:各党が政権公約に
企業年金
年金問題:宙に浮いた年金、発覚以前「知っていた」 旧社保庁、複数の元幹部が認識

下請け代金を不当に減額、神奈川の運送会社に再発防止勧告 公取委(産経新聞)
【単刀直言】塩川正十郎元財務相 「小沢支配」は危ない(産経新聞)
首相動静(1月26日)(時事通信)
<銀座高級時計窃盗>捜査員を来月香港に派遣へ 警視庁(毎日新聞)
<郵便不正事件>厚労省元局長、無罪を主張 大阪地裁初公判(毎日新聞)

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。