小沢氏、土地売買「秘書に報告をしろと言ってない」(産経新聞)

 −−今、検察とメディアがあたかも歩調をそろえたかのように、「推定無罪の原則」を破ったかのような報道が続いている。これは取り調べの可視化とか、検事総長の民間人からの登用、メディア対応として記者クラブ開放などと関係しているのではないか

 小沢氏「私はそのことによって、捜査が公正さを欠くようなことをしているとは思っておりません。それはそれ。これはこれで。

 従って先日も、公平公正な捜査につきましては、今までもそのつもりでございましたけども、今後も協力していくと、いうふうに申し上げたとおりでございます」

 −−民主党内では、捜査情報漏洩問題対策チームとか「石川(知裕容疑者)の逮捕を考える会」がつくられたが、どう思うか。衆院選マニフェストに盛り込まれている捜査の可視化法案は今国会で成立させるべきとの声があるがどう思うか

 小沢氏「あのー、今、自分は、まさに、その問題の関連で、えー、あるわけですので、えー、そのことについて、えー、一切党内的にも、指示も意見もいっておりませんし。現時点では、そういうことについての発言は、差し控えて、えー、いきたいと思っております。いずれ、あの…解決を致しました時点で、そういったたぐいについても、必要ならばコメントさしていただきます」

 司会者「時間も迫ってきたのであと2問でお願いしたい」

 −−土地購入代金の原資について。家族名義の銀行口座から引き出した分が3億6000万円ある。なぜ家族名義にしてあったのか

 「わたくしは、あー、平成3年に、心臓病で入院をいたしました。まあ、おかげさまで元気で戻ってきましたけれども。そういう、人生ていうか、命というか、自分のことも、多分、念頭にあって万が一のときにも、というような意識があって、家族の名義にその時、したのではないかと今、思っております」

 −−(土地の)売買代金の支払いについて、定期預金を組んで預金担保で銀行に借り入れした理由は分からないと文書で答えている。一方で融資の書類にはサインしている。融資は何に使うというご存念だったのか。融資について担当秘書からサインを求められたさい「何に使うのか」と聞かなかったのか

 「あのー、その同じ時期ですので。それに関連してのことだろうということは認識しておりましたけれども。具体的にどういうふうなやり方で、やっているか何とかというようなことについてはあのー、一切、あのー、聞いておりません。もう、私自身としては、買うという方向性を決めて、えー、ところが後援会(※資金管理団体「陸山会」)では、お金が十分にないと。ということで、自分の資金を提供したというところまで、自分自身の考え、行動の範疇(はんちゅう)でして。あと、具体的にどういうふうに、事務を取り扱うかとか、どういうふうに相手方と交渉しているかというようなことについては、わたくしは一切、報告もしろとも言いませんし、それはもう、信頼して任せた、ということでございます」

 司会者「いちおう、約束の2問ということで終わらせていただきたいと思いますけれども。これにて小沢幹事長の定例会見を終わらせていただきますんでどうぞよろしくお願い申し上げます」

 記者団「はい」「はい」(※指名を促す声)

 小沢氏「はい、またあのー、この定例会見は続けてやりますので、そのときにまたお願いします。はい、ありがとう」

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