鳩山首相、日米外相会談「大変良いことだ」(産経新聞)

 鳩山由紀夫首相は8日夜、12日に行われる日米外相会談について、「日米安全保障条約が改定して50周年という節目の年に、日米同盟をさらに深化をさせていくきっかけにしたい。大変良いことだなと思っている」と述べた。首相官邸で記者団に答えた。

 ぶら下がり取材の詳報は以下の通り。 

 【JAL再建】

 −−先ほど前原誠司国土交通相と会談していたが、日本航空(JAL)の再建に関して、政府は会社更生法の適用による法的整の方針を確認したのか

 「そんなことではありません。私はこの問題に関しては前原国土交通大臣、その上に菅(直人)副総理、担当してやっていただいています。今、協議をしている最中でありまして、その内容をおうかがいをしたということでありまして、そのことに関して私から今ここで申しあげることはありません」

 −−政府の方針を12日にも発表するという報道もあるが、いつごろ発表する予定か

 「まだその日程も、必ずしも決定しているわけではありません」

 −−首相はこれまで安定的に運航が確保されるもとで日航の再生を図りたいとおっしゃっていたが、仮に法的整理に踏み込んだ場合、JALへの信用不安が広がって安全航行に影響が出る事態が考えられるが、その対策は考えているか

 「これは前原大臣が前からね、申しているように、やはりお客さん本位で考える必要があるということは当然であって、JALの運航に極力支障がないように今日まで努力をしてきたわけです。これからもそういう方向で努力をするということであると私は認識しています」

 【日米外相会談】

 −−12日に日米外相会談が行われることが今日、正式発表された。米国側は日米安全保障改定50周年を機に、今度の日米外相会談を日米同盟深化の協議の出発点にしたいと言っているが、首相としても同盟深化協議の出発点にしたいと考えているか

 「今年が日米同盟、いわゆる安全保障条約が改定して50周年という節目の年です。したがって、この節目の年に、まさに日米同盟をさらに深化をさせていくきっかけにしたい。私はその議論を開始するにあたって、日米の外相が会談をする。大変良いことだなと思っておりまして、そのスタートになろうかなと思っております」

 【菅の円安発言】

 −−菅副総理・財務相の「円が90円台半ばが適切」という発言に批判も出ているが、改めてどう考えるか。この発言が18日からの通常国会にどう影響するか

 「私は通常国会には影響しないと思います。ご案内の通り、菅副総理が今回財務大臣に就任致しました。私は為替に関しては、基本的にはこれは、当然、急激な変動が、国内に大きな影響を及ぼす。それは望ましくない。安定に推移するのが望ましい。その意味において、政府としてある意味での役割分担的な話はあろうかと思いますが、私としてはこの問題に関しては黙っている方がよろしいという思いで、申し上げるつもりはありません。財務大臣は財務大臣としての思いを述べられたものだと思っておりますし、くどいようですが、通常国会に影響があるとは思いません」

 【習金平への親書】

 −−今日、生方幸夫衆院議員が中国の習近平副主席宛ての親書に首相の署名をもらいに来たという話だったが、首相から習近平さんに親書ということだったのか

 「親書の話はあまり申し上げるつもりはありませんが、生方議員が要請をされて、ある方を通じて、お目にかかるときに親書を渡してほしいということでございます」

 【長官の沖縄視察】

 −−平野博文官房長官が沖縄視察に出発したが、普天間問題に関して何を期待するか

 「私は検討委員会の座長役としての平野官房長官、大いに張り切って、沖縄の県民の思いをうかがっていきたいと。そして、移設先の問題の解決に向けて努力をしたいと。大変強い意志を持って行動してくれておりますことを、ありがたく思っています」

 「したがって、まずは、沖縄県民の思いを官房長官に十分に理解をしていただくことが、スタートラインだなと思っておりますし、その中から、これはアメリカにも理解していただけるような解決策を見いだしていきたいと思っています。私は官房長官、大変な熱意を持っていただいていることに感謝しています」

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<民主>2次補正予算案、月内成立の方針を確認(毎日新聞)

 民主党の山岡賢次国対委員長は8日、鹿野道彦衆院予算委員長や同党の予算委理事と国会内で会談し、政府が通常国会召集日の18日に提出する09年度第2次補正予算案を月内に成立させる方針を確認した。衆参両院予算委の審議日数は各3日間を想定。衆院予算委は21日から2次補正の審議に入り、28日の成立を目指す。民主党の松原仁衆院予算委筆頭理事は「(成立が)1日遅れれば、遅れただけ景気浮揚が遅れる」と記者団に強調した。

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