奥穂高から３人戻らず…神戸の山岳会（読売新聞）

　１日午後４時頃、神戸市東灘区の東灘勤労者山岳会から、「岐阜県高山市の北アルプス・奥穂高岳に登ったメンバー３人が予定を過ぎても下山してこない」と岐阜県警高山署に届け出があった。

　同署の発表によると、３人は、同区向洋町中、本庄充さん（５９）、同区魚崎北町、銭谷美喜雄さん（５２）、同市長田区前原町、入江愛子さん（５８）の３人。

　３人は２泊３日のテント泊の予定で、先月２９日、新穂高登山口から入山し、唐沢岳経由で奥穂高岳に登った。

　３１日に下山する予定だったが予備日の１日を過ぎても下山が確認できず、連絡が取れないという。３人は携帯電話を所持しているが、不通状態だという。

　３０日に下山中の別のパーティーが、登山中の３人とみられるパーティーとすれ違ったという。同山岳会のメンバーが２日午前から奥穂高岳に入り、捜索を行っている。

　３人はいずれも登山経験が約２０年のベテランで、北アルプスの登山経験も豊富だったという。

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